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展示方法が提示する音と映像への没入体験。菅俊一評 「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」

音楽を構造物(アーキテクチャ)ととらえ、コーネリアスによるひとつの楽曲と複数の映像作家らによる「音楽的建築空間」の構築を試みた企画展「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」が六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開かれている。全作品が連動している本展の鑑賞体験を、映像作家、研究者の菅俊一が解読する。

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目に見えるものが真実とは限らない? 副田一穂が見た、原田裕規「心霊写真/マツド」展

今年4月、東京・馬喰町での美術家・原田裕規の個展「心霊写真/ニュージャージー」が注目を集めた。その続編である「心霊写真/マツド」が7月から8月上旬にかけて、名古屋にて開催された。誰もが知るモチーフを取り上げ、議論を喚起する作風が特徴の原田による代表的プロジェクトである本展を、愛知県美術館学芸員の副田一穂が考察する。

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渋谷慶一郎が挑んだ アンドロイド「オルタ2」との共演。 佐々木敦が見た、オペラ『Scary Beauty』

杉本博司、複雑系研究者の池上高志、ロボット学者の石黒浩、パリ・オペラ座・エトワールのジェレミー・ベランガールら、あらゆるジャンルのクリエーターと共同してきた渋谷慶一郎。世界で公演された初音ミク主演のボーカロイド・オペラ『THE END』に次いで、新たに挑戦するのはアンドロイドを指揮者とした新しいオペラの創造。前人未踏というべきこのプロジェクトでどんな試みが行われたのか。佐々木敦が解読する。

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「演劇」以外で演劇をつくる実験。国枝かつらが見た「渚・瞼・カーテン チェルフィッチュの〈映像演劇〉」展

4月〜6月にかけて熊本市現代美術館で開催された、「チェルフィッチュの〈映像演劇〉」展。あらかじめ撮影された役者の演技の映像をプロジェクションで投影し、演劇の上演を行う〈映像演劇〉。岡田利規の発案によるこの美術館での「演劇作品」の上演について、キュレーターの国枝かつらがレビューする。

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102歳まで生きた木版画家。沢山遼が見た、「木版画の神様 平塚運一」

1895年島根県に生まれ、自在で高度な技術をもって80年におよぶ版業を貫いた平塚運一。初期の多色摺から代名詞でもある墨摺版画まで、約300点を通して平塚の活動を回顧する展覧会が千葉市美術館で開催中(7月14日〜9月9日)だ。「木版画の神様」とも称される平塚の作品を、美術批評家の沢山遼がレビューする。

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古代窯から愛知の発展を辿る。鈴木俊晴が見た、「知られざる古代の名陶 猿投窯」展

5〜6世紀の古墳時代、渡来人から日本へ伝わった新しい焼き物「須恵器(すえき)」を発端にした、愛知の「猿投窯(さなげよう)」。名古屋市の東方に広がる丘陵地帯に残る無数の窯の遺跡を指す、この猿投窯を取り上げた展覧会が、愛知県陶磁美術館で開催中だ。一見アカデミックな展覧会の歴史的位置付けについて、豊田市美術館学芸員の鈴木俊晴が新たな視点から論じる。

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TVゲームが喚起するリアリティ。大下裕司が見た、海野林太郎「サスペンデッド・エクスプローラー!」展

映像作品を手がける若手アーティスト・海野林太郎の個展がEUKARYOTE(東京)で開催された。TVゲームから着想した映像作品で空間全体を構成した本展。ユニークな手法とそこで喚起される体験について、大阪新美術館建設準備室学芸員の大下裕司がレビューする。

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作品解釈と鑑賞体験の拡張を試みる。長谷川新が見た、「ウェザーリポート」展

美術は気象現象をどのように表現してきたのか、そしてどのような表現が可能であるか。そのような問いをたてた展覧会「ウェザーリポート―風景からアースワーク、そしてネオ・コスモグラフィア」展が栃木県立美術館で8月26日まで開催中だ。本展を、インディペンデント・キュレーターの長谷川新がレビューする。

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兵器のぬいぐるみが伝えるリアリティ。gnckが見た、青秀祐展「弾頭の雨が降る夜に、少年は空飛ぶ夢を見る。」

数千機による折り紙飛行機が編隊飛行するインスタレーションや、機体構造を裏返しした立体作品など、戦闘機をモチーフにした作品を制作する青秀祐(あお・しゅうすけ)。その7年ぶりとなる個展が東京・新宿のeitoeikoで開催された。ぬいぐるみの兵器などが展示された本展を通し、青の制作スタイルをキャラ・画像・インターネット研究のgnckが考察する。

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ひたすらに描き続けた「路傍の画家」の画業をたどる。佐藤直樹が見た、「江上茂雄:風景日記」展

武蔵野市立吉祥寺美術館による「記録と記憶のありか / ありかた」をテーマとした企画展のシリーズの第3弾「江上茂雄:風景日記 diary/dialogue with landscapes」。本展は専門教育を受けず、生まれ育った九州を出ずに毎日作品を制作した画家・江上茂雄の東京では初となる個展だ。本展と江上の画業に、ペインターでグラフィックデザイナーの佐藤直樹が迫る。

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作品の「二重性」を保持する表現方法とは。菅原伸也が見た、「メルド彫刻の先の先」展

美術家・白川昌生が2000年代に提唱した「メルド彫刻」。DIY的な素材、方法で制作された作品のことを指す「メルド彫刻」の、さらにその先の表現を提示する場として、白川が選出した作家たちによる展覧会が東京・新宿のMaki Fine Artsで開催されている。本展を美術批評家の菅原伸也がレビューする。

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京都のダムでの野外展。自然と技術が描き出す情景とは? 飯岡陸が見た「音羽川百景」展

京都・比叡山から流れ落ち、修学院離宮の脇を流れる音羽川。その東側に位置する砂防ダム周辺を会場として、荒木優光、加納俊輔の2作家による、写真と音、ライブやパフォーマンスを組み合わせた3日間の展示が6月に行われた。この野外展示で2人が試みたものとは? 飯岡陸が読み解く。

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ポップと美術史をコラージュするニューヨークの彫刻家、日本初個展。大森俊克が見た、レイチェル・ハリソン展

抽象的な彫刻作品を既製品と組み合わせたインスタレーション作品で知られるニューヨークのアーティスト、レイチェル・ハリソン。その日本初個展が東京・表参道のラットホールギャラリーで開かれている。木材を使った立体と写真作品を組み合わせた展示を、美術評論家の大森俊克がレビューする。

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可能性としてのドローイングと成果としてのペインティング。 gnckが見た「絵と、  vol.2 藤城嘘」展

東京国立近代美術館の蔵屋美香が通年を通してキュレーターを務める「絵と、」シリーズ。「絵と」現実を、絵画ならではの方法で切り結ぶ作家たちをラインナップした本シリーズの第2弾である「絵と、  vol.2 藤城嘘」展が、東京・東神田のgallery αMで開催されている。藤城の大作が並ぶ本展を、キャラ・画像・インターネット研究のgnckがレビューする。

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モネ以降の美術史、そして現代美術への影響。横山由季子が見た、「モネ それからの100年」展

印象派を代表する画家、クロード・モネ。モネが《睡蓮》大装飾画の制作に着手してから約100年が経過した現在、モネとモネ以降の作品に焦点を当てた展覧会「モネ それからの100年」展が名古屋市美術館にて開催され、横浜美術館へと巡回している。本展について、過去に「ルノワール展」(国立新美術館、2016)などを担当した金沢21世紀美術館学芸員の横山由季子がレビューする。

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「ひろしま」に寄り添う、2人の作家の目線。松岡剛が見た、「いわさきちひろ生誕100年『Life展』ひろしま 石内都」

絵本画家・いわさきちひろの生誕100年を記念し、年間を通して開催されている展覧会シリーズ「Life展」。その一環として、「広島」をテーマとする作品に焦点を当てた、石内都とのコラボレーション展示「ひろしま 石内都」展が、長野県・安曇野ちひろ美術館で開催された。異なる手法で被爆体験に向き合った2人の作品を組み合わせた本企画。その意義と展示構成について、広島市現代美術館学芸員の松岡剛が論じる。

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